
衝突・追突・横転事故、ゲリラ豪雨などの自然災害により車内から脱出できなくなる車内缶詰事故が多発しています。
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衝突・追突・横転事故、ゲリラ豪雨などの自然災害により車内から脱出できなくなる車内缶詰事故が多発しています。
パワーウインドーは水中ではショートしてしまい、作動しなくなります。しかも水圧によってドアも開けられなくなります。窓が開かなくなったことでパニックに陥り、結果的に脱出できずに車内で命を落とすケースが多発しています。では、車内に閉じ込められても、速やかに脱出する方法はないのでしょうか。こうした事態に陥らないことが一番ですが、万が一車が水没してしまった場合の対処方法をご紹介します。
クルマは水に落ちてもすぐには沈みません。実験によって4~5分程度は浮いていることが証明されています。その間に、落ち着いて速やかに行動することが大切です。しかし、窓ガラスは素手で割る事はできませんし、外れなくなったシートベルトを切ることもできません。そこで、絶対に備えておきたいのが緊急脱出ツール「レスキューマンⅢ」です。
国民生活センターによると乗用車の後部座席のシートベルトで遊んでいた子どもが、首や腹部などを締めつけられる事故が相次いでいます。後部座席のシートベルトはチャイルドシートを確実に固定するため、最後まで引き出すと自動的にロック機能が働き、巻き戻す方向にしか動かせなくなります。子どもがベルトに首を挟んだ場合でも緩めることはできず、締め付けられ、最悪の事態では窒息死する場合があります。
自動車工業会では後部座席シートベルトの危険性についてホームページで注意を呼びかけています。自動車メーカーもシートベルトが巻き付いた場合にはハサミなどで切るように取扱説明書に記載しています。しかし、国民生活センターよると「シートベルトの危険性については消費者に十分伝わっていない」とも指摘しています。