(財)産業医学研究財団の研究結果
女性被験者の方がギメル効果が大きい。
6日間で30%減、最終日には67%減と著しい改善効果!
厚生労働省管轄 (財)産業医学研究財団の研究結果
男子36名、女子58名の計94名に対し、自覚症状調査表および」問診表(別紙参照)により、事後措置の有所見者を総合評価した。
表1
項 目 |
男 子 |
女 子 |
合 計及び平均 |
対象者94名の内訳 |
36名 |
58名 |
94名 |
平均年齢 |
29.2歳 |
29.8歳 |
29.5歳 |
1日の平均作業時間 |
6.6時間 |
6.7時間 |
6.65時間 |
1週間の平均作業時間 |
3.7日 |
4.6日 |
4.15日 |
平均従事時間 |
1年9ヶ月 |
2年4ヶ月 |
2年1.5ヶ月 |
実験方法
男女94名に対し各々乱数表を用いて、ギメルActive(本物)群とギメルContorol(偽物)群とに分け、本人にはそれがいづれかであるかを知らせずに連続して21日間作業を行い、3日間ごとに医師が問診した。
表2
条 件 |
男 子 |
女 子 |
合 計 |
Active(本物) |
18名 |
32名 |
50名 |
Control(偽者) |
18名 |
26名 |
44名 |
合 計 |
36名 |
58名 |
94名 |
総合評価の判定基準
表3
スコア |
判定基準
|
4 |
苦痛の程度が非常に強く、絶えず気になり極めて不快 |
3 |
苦痛は耐えられないことはないが不快 |
2 |
苦痛は軽いが、快適とはいえない |
1 |
時々、わずかに(あったりなかったり)感じる時がある |
0 |
正常(全く感じない) |
被験者は男女共ほぼ全員苦痛・不快を訴える
ここに報告された総合問診結果によると、パソコン作業者は何らかのテクノストレスを自覚している。 実験初日の男女の自覚症状の総合得点値は、2.49である。この数値は苦痛を感じ、快適ではないランクに属し、作業能率の面に関しても良好な状態ではない。
テレビゲームにおけるギメルの有効性
医療情報システムの 開発センターの大島正光理事長(元東京大学医学部教授)を委員長とする学際的委員会は、ギメルの装着によって人体に生ずる変化についてさまざまな角度から実験と調査を行った。
この委員会のメンバーは、東京予防医学協会の橋田学医学博士や東京医科大学教授の大田安雄医学博士らの5人。被験者は、二十歳前後の男子学生数名で行われた。
調査内容は、人体内臓器官に対する影響の反応を尿検査で、循環機能低下を血圧と脈拍数の変動で視覚系と大脳の疲労による機能低下をフリッカー値 (疲労度テストの数値)で検査した。
また、作業能力については閉眼片足立ち時間を、敏捷性能力は全身跳躍反応時間を眼精疲労は連続近点距離、近点調整時間、遠点調整時間を測定した。
テレビゲーム使用は、ギメルTVを装着すると、作業能力と敏捷性能力が低下せず、眼精疲労が少ないことがわかった。
ビデオ視聴だと、ギメルTVを装着しないと2~4時間の間に人体内で起こる疲労による機能低下が現れる。
しかし、装着することによって、特に視覚系の疲労が 抑制され、神経系の外部刺激に対する軽減作用が確認された。
以上の実験結果から、ギメルTVは、自律神経のバランスが崩れるのを抑え、体力の低下を食い止める効果があることが証明された。
今回の被験者は、体力的に最も充足した年齢であり、疲労しにくく、疲労しても回復が早かった。
しかし、テレビゲー ムによる健康障害は幼児から小・中学生の間に増えており、主に視力低下が心配であると警告した。